社長ブログ

と書いている。

2014.07.11

今日は台風一過?の暑い1日でした。

被害に遭われた方々、お見舞い申し上げます。

長野の鉄砲水というか土石流は酷いですね。映像をみて自然の力に驚きます。
そして私は明後日沢登りに出向きます。
山の性質上、谷筋に水が集まり保水力が減った山林からの雨水は一気に流れます。

ブナなどの木が減ったからなのでしょうか。土木の専門家ではありませんので詳しい事はわかりかねます。
しかし年々異常気象と呼ばれる現象が増えてきましたね。

私たちに何が出来る?と問われても何も思いつきません。国内の林業がしっかり継続出来るように国産材を使った適正な価格の安心出来る住宅作りと書けばあまりにも綺麗事ですが、そんな事も考えて実行に移す事が大事なのかもしれません。出来るか?私にはまだ知恵と実行力がありません。

ただ山歩きによく行きますが、想像以上に山林は荒れておらず美しく手入れされている山が多いと体感しています。
そこでやはり思う事は厳しい山林での労働と報酬のバランスです。すごくご苦労なされて手入れした山から出荷される木が安くで買いたたかれると商売として存続できません。

色んな人の努力でという前提付きですが、子供の頃、牛肉なんて本当にごちそうだったし、メロンなんかもそうそう食べる事は出来ませんでした。
今は何でも安くなったのかもしれません。何でも安いというのは良い事なのかもしれませんが、廻り回ってと考えると自分たちでじわじわと首をしめているのかもしれません。

頑張ったご褒美みたいな食べ物って減りましたね。建築の世界でもやはり基本はローコストです。無理に贅沢を、とは思いませんがきちんとした材料を適切に使い、長く家を維持する考え方に少し移行すれば住まれる方も我々も仕事に楽しいし、仕事のやりがいが増えるように思います。何もかもファスト◯◯ばかりでは、良いものを見極める目も失われ殺伐とした暮らしになるのかもしれませんね。

と書いている私も普段コンビニ弁当ばかりです(笑)

ウチの事務員は持たない幸せというのを体感しているようです。
モノが極端に少ないです。そんな事では経済が。。。となりますが、本当に必要な良いモノを一つ一つ揃える暮らしって良いなと思います。

と書いている我が家はモノで溢れています(笑)

折をみて丁寧に生きようと努力するも長続きしませんね。

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