社長ブログ - 2014年07月

気が小さい。

2014.07.08

相変わらずのブログを書いています。

昔のを読み返すとそう今と変わっていない事を書いていますのでそう変化していないのでしょうね。

もうあと数日で台風が通過する予定です。
どうも今までのとは違うと予報されており、はたしてどうなるのやら。

とりあえず私たちは昨日から動いている事は台風対策です。

足場を架設している現場が数件あり、通常でしたら建物よりも上部にはみ出している部分のみをめくるのですが、今回は全体的にシートをめくる方向で動いています。
それと現場に残置している残材類、工具類等も出来るだけ風の害を受けないように残材類は明日中に処分、工具類は引き上げるよう要請しました。


結果的に直撃は無いかもしれませんが、出来る事は前倒しでしておきます。そして最大限お客様や近隣にも配慮した形にしておきます。
毎回なんですが、台風通過の夜は寝られません。自宅で待機していても現場が気になり結局現場前に移動して車の中で嵐が過ぎるのを待った経験が何度もあります。

責任感ではなく気が小さいのでしょうね。

気の小ささが幸いし、事故なく過ごせていますので今回もそうあって欲しいと思います。

人数が少ないし、現場をいくつも抱えているので即応出来るかどうかは別として、何か問題が起こればお声かけ下さい。
仮に私たちが対応出来なくとも対応出来る仲間もおりますので。

若い。

2014.07.05

近頃は私よりも若い方の工事が増えてきました。

あまり深く考えていなかったのですが、徐々に歳をとっていた訳です。
皆さん若いのに住宅購入、リフォームとよく頑張られています。素晴らしいです。

昨日は山岳会の若手2名とクライミングジムに行きました。
2人とも初のジムではありましたが、手のマメがつぶれるまでほぼレスト無しで登られていました。
私はボチボチすぎるくらいボチボチ登りましたが、そこそこ良い筋肉痛になっています。

練習後、3人でバルに行きスペイン料理を食べて飲んで帰りました。
若手の方に私はワインについて少し教えてもらいました。

話をしている中で感じた事は、ちゃんと仕事して、海外や色んな所に出かけて見聞を広げて良い経験の財産をお持ちでした。
私は仕事に明け暮れてという言い訳のもと、京都でじっとしていましたので視野が狭くなってる気がしました。

いずれにしても、若い方と話をするのは非常に元気をもらえるし、新鮮です。

仕事柄、私と同世代又は上の世代の方が大半ですから、本当に刺激をもらいました。

たまたまなのかは不明ですが、躾というか人付き合いもきちんと折り目正しくされてるし。

私の同世代の方が子供な気がしました。

就職難や社会の変化に対応すべく生きる力の強さも感じるし、必要なコトやモノに力点置いてロスが少なく生きている気もしました。

会社にも若い人来てもらいなと思います。その為には魅力的な会社であり個人である必要がありますね。

基礎。

2014.07.03

現在工事中の現場で解体を進めている中で問題が発生しました。

地盤沈下による基礎の断裂です。

今まで工事を沢山してきましたが、その中でもベスト5に入る程の基礎不良です。

数十年前には当たり前だった工法ではありますが、地盤がしっかりしていれば問題になりにくいのですが、地盤が悪い事もあり建物が約4センチ沈んでいます。
床の不良を直す程度で納まるかどうかと思案していた部位ですが、解体をした事ではっきりと問題点が見つかりました。

新築工事の場合、基礎は一番最初に行う工事です。
その上に土台が乗り、柱が立ってという流れになりますので、基礎を直すというのは容易ならざる工事となります。

明日、現場担当者、基礎工、大工等が集まり補強方法の検討をする事にしました。
見て見ぬふりもできず、きちんと直すにもそれなりの費用もかかるので、頭が痛いです。
更に地盤調査を行う必要も検討材料として考えねばなりません。

知恵を絞って最適な工法を提案したいと思います。

この事から学ぶ事は、家の基礎ももちろんですが、仕事の基礎、人としての基礎というのも後で取り返しがつきにくく安易に修正もできませんので、丁寧に大事に物事に取り組む必要があるかと思いました。

今一度仕事の基礎に当たる部分を見直して行動を変えてみようかと思いました。


明るく。

2014.07.01

今日は住宅改修工事の打合せを行いました。

工事に着手するまえ・・・お会いしてからずっとそうだったのですが、決断力と想像力と遊び心があるお客様です。

こちらが提案する前にほぼ材料のめぼしをつけておられ、材料のメリット、デメリットについて、さらに施工性等について簡単に説明すると意図をすぐに理解され決断されます。

お仕事が相当にお忙しい方かと思います。きっと全ての事について前倒しで仮に意思決定し微調整をするだけという準備をきちんとされているんだと思います。

一流のお仕事をされている方の特徴の一つはやはり決断が早いという事。それと全体像を俯瞰されている感覚が優れているとも感じます。

私は何事も慎重に。ではなく、保留にしてぎりぎりまで放置して結論を出さねばならない時期がきて慌てて動くマズい習性があります。

まあ、会社は小さいですが、なぜか一流の方とお仕事をする機会に恵まれている事は本当にありがたい事です。

参考にして真似しろよと言われそうですが、わかってはいるけど・・・この辺がいつまでも会社が飛躍しない理由なんでしょうね。

明るく軽やかに、そしてリズミカルに正しい決断が出来るそんな人に憧れます。