社長ブログ

確実に。

2014.06.30

足の具合も随分ましになりました。

そこで昨日は北小松にある獅子岩という岩でクライミングをしてきました。

普段はトップロープと言って上から吊るされた状態でクライミングの練習(一番安全とされています)をするのですが、昨日はリードクライミング又はマルチピッチクライミングというスタイルでのクライミングでした。

マルチピッチは何度も経験があります。ただ岩を登るというだけでなくシステムをきちんと理解していないと非常に危険ですし、ロープを結び合うパートナーにも危険です。

何度も行っているとはいえ、自宅で予習したり、現地では何度も手順を確認しながら登ります。

昨日は2度目の挑戦ですが、リードクライミングというのにも挑戦しました。これは、マルチピッチと同じ事なのですが、ある程度の高さまでロープの支点がなく安全が担保されにくい状態で登ります。落ちたら危ないです。なかなかの緊張感の中、登ってみました。ベテランクライマーなら何て事無い壁ですが、私にはとてつもなく切り立った壁に思えました。

登る途中に支点を構築しながら登るのですが、家での練習なんて吹っ飛ぶくらいグダグダでした。緊張したり慌てたりする中でも確実に作業をする必要がありますから、目を閉じても何があっても確実に出来るように練習する必要があります。

昨日感じた事は、「確実」に手順を踏む事が大事だと思いました。

仕事でもそうなのですが、近道は無く確実に手順をふんで建物を建てないとどこかに不具合が出るなと思いました。

先人が苦労の末作ってくれた手順というのを丁寧にこなしながら仕事をしてみようと感じた次第です。

そして慌てていても、気が動転しても出来るだけ落ち着いて工事や見積の準備を進めようと思いました。 やはり一足飛びという事は無いんだと痛感しました。

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