社長ブログ

原型。

2014.03.24

今日の午前中は閉店されたお店の荷物の搬出お手伝いに行ってきました。
35年お店をされていたそうです。長い間お疲れさまでした。

午後は現場調査と打ち合わせに行きました。
築43年の住宅です。私と同じ歳の住宅です。
色々と工事をした跡があり、元の姿を想像しながら調査を行いました。改修を繰り返している家はまずその原型を知る事から始めています。
途中改修した理由というのが、不満の解消の為なのか、性能向上の為なのか、不備の修正なのかを知る必要があるからです。
じっと眺めながらその当時に施工したであろう工法を思い描きながら調査を進めました。何となく原型はつかめました。

お客様との打ち合わせは、一言で言うと「完璧な準備」というものでした。
希望の内容が明確に記されており見積や作図作業にとって最大限配慮した内容でした。今まででそうそう見た事が無いくらいの内容でした。
そして、見積をする私たちに対する配慮が随所にありました。そのお気持ちに応えるべき頑張ります。
お問い合わせありがとうございました。

その後は見積の提出に出向きました。
メーカー見積の不備が見つかりお客様にご迷惑をおかけしました。
最速で修正します。

とまあ月曜日らしい1日でした。

ある収益不動産オーナーから相談がありました。
いわゆるガイドラインというのに沿った退去後の工事見積について、司法書士から普通郵便?で敷金の返還についての書類が届いたそうです。
ざっくり内容を拝見させていただきましたが、弱者の救済というよりは、言いがかりに近いものを感じました。
それはオーナーの肩を持つというのではなく、冷静に客観的にみてそう思いました。

そんな仕事してて世の為になるんでしょうかね。
底辺扱いされる私たちですら建築を通じて世の中の役に立とうともがいているのに。

そんなこんなでクヨクヨ悩んでばかりいる私にスタッフは「ものぐさ精神分析」を勧めてきます。確か唯幻論でしたかね。
何年か前に読んだ事がありますが、当時は否定的に考えていましたが、久しぶりに読んで気分を少し楽にしてみようと思います。

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