社長ブログ

膝を。

2014.03.11

ここ数日、各協力業者さん達との面談を重ねています。

新築の集合住宅建築に伴うコスト調整が主な用事です。現場でしか会わない親方の皆さんと事務所で膝を突き合わせて話をするのは久しぶりの事です。
お互いにプロですから、何を言わんとしているのか踏まえた上で少し張りつめた空気もありつつ、本音で話をしています。

私たちは、単純に安くしてとは言いません。お互いにコストを下げる方法を探ります。その中で私たちは施主さんの優先順位をしっかり抑えた上で話し合いを進めます。
厳しい面も多いですが、大半の親方は惜しみない協力を快諾してくれています。

そんな話し合いの後は世間話です。消費増税駆け込み需要に対して相当忙しかった業種とそうでもなかった業種に大きな隔たりがあるようです。

特にビル系の業者さんは忙しかったようです。
それと皆さん言っていたのは、忙しいだけでさほど儲からなかったと言う事。出し値は据え置きで、仕入単価が上がり利益を圧迫しているとの事でした。

私たちのような小さな地方の工務店までは、好景気と実感するに至らぬまま消費税が上がろうとしています。
「仕入れを下げる」「出し値は据え置き」のような事ばかりしていても誰も喜ばないし、お互いに首を絞める事につながるように思います。

だから「私たちにしか出来ない仕事」というのを確立する必要があります。それが何なのかまだよくわかりません。

それを知るには広義には勉強しかありません。
人と多く会う事、本を読む事、自分で試してみる事、手を動かしてみる事や遊びなど。
出来る事がまだまだたくさんありますね。

また、10年経ってもヨタヨタな私たちにアドバイスがあれば、素直に頂戴したいと思っています。
よろしくお願いいたします。

コメント

コメントフォーム